【プレッシャーに打ち勝つ】

トップバッターで競技に挑んだ茨城高専。リーダーの根津佑さんは開会式で選手宣誓も行った。プレッシャーにさらされる中でも、速やかに階段を降り、対象物を回収。階段の登りも順調にクリアし、観客を沸かせた。貫通孔前に到着した時には約半分の競技時間を残していたが、惜しくも通過に手間取ってしまった。筒の前で子機を出動させ親機を押すなど、なんとか通過しようと試みる姿にも、諦めない姿勢とトラブルへの対応力が垣間見えていた。次点の優秀賞を獲得した。
【難関を乗り越え】

今回の競技で難関となったのは、急な階段、遠隔操作でのロボットの状態把握、遠隔操作由来のケーブルマネジメントだった。舞鶴高専まいづるチームは、2台+1台の体制で競技に挑んだ。階段を上り下りし、回収作業を行う親機と、階上でフィールドを俯瞰(ふかん)する子機、さらには通信ケーブルに一定の張力をかけてマネジメントする機器も製作した。テストラン前後にはホワイトボードに経路や課題を書きチーム内で検討している姿も見られ、そうした丁寧な分析がロボットや競技からも感じられた。本番では階段を上る際にワイヤーが切れてしまい完遂できなかったが、アイディア賞を獲得した
【改良蛇型で挑む】

廃炉創造ロボコン経験者の多い熊本高専熊本キャンパスBチームは前回に引き続き蛇型ロボットで挑んだ。関節数を増やし3列に強化。制御系にも力を入れ、デブリをつかみ取る機構は自動にして時間節約を目指した。関節の数が多くなると操縦の難易度も高くなりそうだが、ロボットの製作は夏休み中に終え、練習機会を増やしたという。競技ではデブリを回収し、もう一息のところまで階段を上った。十分実力を見せ、技術賞を獲得した。





