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中部電力、静岡で安倍川水力が運開/環境価値切り分け販売
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営業運転を開始した安倍川水力発電所
 中部電力は2日、静岡市内で建設を進めていた出力7830キロワットの「安倍川水力発電所」が営業運転を同日開始したと発表した。想定年間発電量は非公表。中部電力ミライズが同日から、オフサイト型バーチャルPPA(電力購入契約)の形でAGCテクノグラスなど複数の地元企業に環境価値を切り分けて販売を始めた。20年間にわたり、再生可能エネルギー電源由来の環境価値を安定的に提供する。

◆出力7830キロワット
 バーチャルPPAは再エネ電源の環境価値だけを提供する。再エネ電源の発電電力を顧客が同時に消費するフィジカルPPAとは違い、生産設備の稼働状況にかかわらず二酸化炭素(CO2)の排出量を削減できるのが特徴だ。

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