文字サイズ
切り花の隔離栽培、収益向上へ「年3作」めど/中部電力
3/4(3面)

長野県の試験場で隔離栽培技術の改良を進めた神谷氏(右)と鈴村氏
 中部電力は、切り花の土壌病害対策となる「隔離栽培」の研究に関連し、年3回の収穫を可能にする手法にめどをつけた。2021年度から長野県野菜花き試験場(塩尻市)への委託研究として基礎栽培試験を実施。培土や肥料・水を供給する設備を最適化し、LEDによる夜間電照も活用して栽培期間を短縮した。病害対策に加えて収益性向上も期待できることから、県や農業資材メーカーと連携して研究成果の社会実装を目指す。

subscribe digital db

↑

close