中部電力は25日、長野県飯田市川路地区で同社初となるマイクログリッドの実証運用を開始し、記念式典と見学会を行った。マイクログリッドの主電源となるメガソーラーいいだ(千キロワット)、同日稼働を開始した蓄電所と同社が開発したエネルギーマネジメント(EMS)を使って大規模停電時の電力供給によるレジリエンス(強靱性)の向上やエネルギーの地産地消、電力市場での収益確保、系統の混雑緩和を行う。
式典で飯田市の佐藤健市長は「脱炭素先行地域の先行事例として他の地域へ適用していきたい。川路の実証を生かしてリニ…