富士通と横浜国立大学は12日、スーパーコンピューター「富岳」を用いて台風に伴う竜巻予測を可能にする気象シミュレーションを世界で初めて実現したと発表した。2024年8月の台風10号を基にした予測実験では、計算速度を約9倍と大幅に高速化。従来11時間かかっていたシミュレーションを80分程度まで短縮した。実用化すれば竜巻注意情報を早めに出すなど、防災面でも大きく貢献できる。
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