INSO第2回大会でメダルを受賞した4選手(左から田部さん、堀さん、田中さん、佐々木さん=5日)

 国際原子力機関(IAEA)の企画でこのほどマレーシアで開かれた国際原子力科学オリンピック(INSO)第2回大会で、日本ナショナルチームの高校生4選手が全員、メダルを獲得した。金メダルは私立東海高3年の田中優之介さん、銀メダルは筑波大付属駒場高3年の田部主真さんと私立武蔵高3年の堀航士朗さん、銅メダルは北野高2年の佐々木柚榎さんが受賞した。特別賞として実験試験最高得点賞に田部さん、最優秀女性選手賞に佐々木さんが選ばれた。

 日本ナショナルチームがINSOに出場するのは今回が初めて。INSOはIAEAによる原子力科学技術分野の人材育成の取り組みの一環で、原子力科学技術の平和利用に対する認識を高める目的で2024年から開催している。今回の大会は7月30日~8月5日に開催。ナショナルチーム選手の国内選考は4月に行われた。

 出題テーマは「原子と原子核」「放射線」「核分裂と核融合」など7項目で、筆記と実地の問題に挑んだ。

 日本チーム出場支援委員会は、英語訓練を含む選手への集中トレーニングを実施。文部科学省「未来社会に向けた先進的原子力教育コンソーシアム」(ANEC)によるeラーニングを学習に活用した。

電気新聞2025年8月7日