【春 新紙面スタート】激動の時代を深く読み解く


 
 脱炭素への流れ加速、ウクライナ侵攻とエネルギー安全保障、複雑さを増す制度改革――。電気新聞は、世界的な電力・エネルギー事業の激変を深く読み解くための企画を充実させます。紙面デザインのリニューアルや新企画、執筆者の拡充などを図ると同時に、エネルギー教育支援などの普及啓発事業も継続して展開します。様々な情報発信を通じ、「進化する電気事業の姿」を読者の皆さまと共に、広く社会に示していきます。2023年度も、電気新聞にご期待ください。
 

ニュース面


多様な視点を


 
 複雑に絡み合う課題と変革への対応に直面している電力事業。折しも、今年は第1次オイルショックから50年となります。1面で掲載する新シリーズ「岐路に立つ電力ビジネス」では、「日本のエネ安全保障」「再エネ戦略」「システム改革のほころび」「DX実装」など幅広い切り口で連載を構築、課題を探ります。また連載「新・原子力考」では、転機を迎えた原子力政策について、現在地と展望を掘り下げます。

 このほか、エネルギーを巡っては多様な視点から議論が展開されている現状を捉え、鮮度の高いインタビューを行うシリーズ「エネルギー有論」もスタートします。

 ネットワーク・市場面(3面)では燃料市況の動向をより詳報。産業・テクノロジー面(4面)では旬の話題、人に関するコラム「エッジ」も設けます。地域・グループ面(5面)は、地域に根ざした新たな振興のかたちを探る企画「地域新ビジネス」も随時、掲載します。電気工事・保安面(最終前面)では、「迫る規制~建設業の働き方改革」を連載。24年4月から時間外労働の上限規制適用が始まる建設業界の動きを追います。
 

最終面、企画紙面


「今」見つめる


 
 様々な作家に彩られてきた最終面の小説欄は、鈴木光司氏の「ユビキタス1」をもって終了。紙面デザインを新たにします。「男と女の間には」「自転車すたいる」は終了し、ジャーナリストの中野円佳氏がダイバーシティをテーマに執筆を開始。『いま』の景色を電気新聞カメラマンが切り取る「Pic Up(ピックアップ)」も始まります。

 毎月初めの月曜の企画紙面もリニューアルします。「明日への指針」と改題し、主筆・論説室執筆の「天馬行空」、広範なテーマを論考するインタビュー企画「時流を問う」で構成。毎月第2・第4月曜に5面で展開している「エネルギー&デジタルPLUS」では、新たな連載企画を開始。注目のスタートアップの経営者に、事業にかける情熱や思いを語ってもらいます。
 

若年層の理解へ


教育に支援も


 
 このほか、例年好評のエネルギー教育活動への支援を行う「エネルギー教育支援事業」(9月~10月募集)など、電力・エネルギー分野への若年層の理解促進・人材育成に関する事業にも取り組みます。今年で70回目を迎える「電気のある生活」写真賞(10月から応募受け付け)も実施。各種書籍出版や専門性を深めるセミナー、国内外への視察事業なども企画を進めていきます。

電 気 新 聞