常温・常圧の液体に水素をため込み、それを燃料電池に直接注入するだけで発電できる技術が実証段階に入った。ARMテクノロジーズ(相模原市、荒木紀歳社長)が約10年かけて開発した「液体水素キャリア」と呼ぶ技術だ。同社はすでにアイシンや東京大学と共同で、水素を液体にため込んでから発電する実証に成功した。水素ガス化せずに液体から直接発電する仕組みは世界で初めてだという。従来のサプライチェーンと比べて輸送費や貯蔵費が抑えられるだけに、実用化に向けて大きな期待がかかる。
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