水素燃焼式の直接式金属加熱炉 神戸製鋼所は9日、素形材事業と機械事業の中核拠点である高砂製作所(兵庫県高砂市)に水素燃焼バーナーを用いた直接式金属加熱炉を新たに導入したと発表した。水素を燃料に用いる製造プロセスの実証も開始した。工場の熱利用分野で脱炭素化を目指す取り組みの一環となる。
導入した加熱炉は都市ガスだけを燃料に用いる運転から水素のみを燃料とする「水素専焼」まで、燃料の混合比率を柔軟に変更できるのが特長。総燃焼容量は2791キロワットと国内最大級で、同社の素形材製品の加熱処理に対応できる実機規模の設備となる。