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パナソニック、ATW拡販へ独社に出資/高効率ソフト開発へ
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 パナソニック空質空調社は17日、ドイツでエネルギー制御ソリューションを手掛けるtado°(タド社)と資本業務提携契約を2月末に結んだと発表した。両社は2024年3月に協業を発表している。今回の提携により、パナソニックから出資、社員派遣を行う。欧州でのヒートポンプ式温水給湯暖房機(エア・ツー・ウオーター、ATW)市場拡大に向け、両社の技術や顧客基盤を活用する狙い。
 欧州では化石燃料を使ったボイラー暖房が主流だったが、近年は環境規制強化などからATWが注目される。パナソニックは08年からATWを欧州市場に投入。環境に配慮した機種の投入や、現地企業との提携を通じ、市場開拓を進めてきた。

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