実寸模型を使って説明する林氏 水力発電といえば河川や屋外の水路に設置するもの――。そんな常識を覆すのが「Crutto」だ。密閉式かつ水で満たされた配管、毎秒4リットルの流量、約4メートル以上の落差という条件を満たせば発電でき
Cruttoは右の配管から入ってきた水流が中央のリング内部の水車で発電し、下へ流れる仕組みる。既存の配管をバイパスする形で発電機付きの配管を増設する仕組みで、既存の小水力発電に比べて短期間・低コストで導入できる。設備トラブルや点検時も元の配管には水を流せるため、導入した施設などの稼働に影響しない。