実証事業に使う潮流発電機の前で、潮流発電の実用化に意欲をみせる水町社長(中央) 九州電力グループの九電みらいエナジー(福岡市、水町豊社長)は31日、長崎県五島市沖で取り組む潮流発電実用化に向けた実証事業について、改造した潮流発電機のお披露目式典を長崎市で開いた。発電機は2月中にも水深40メートル地点に設置し、約1年間かけて発電データの収集・分析などを行う。水町社長は式典で「離島を含めたカーボンニュートラルを九州から実現していくためにも実証事業の意義は大きい。海洋国日本で、ぜひ潮流発電を実用化したい」と意欲をみせた。