日立の瀧本執行役常務(右)に要求書を手渡す日立労組の半沢中央執行委員長 重電部門を持つ大手電機・重工メーカー各社の労働組合は19日までに、2026年春季労使交渉(春闘)の要求内容を経営側に提出した。電機連合所属の日立製作所と東芝、三菱電機、富士電機、明電舎の労組は月額1万8千円のベースアップ(ベア)を要求。基幹労連に所属する総合重工の三菱重工業とIHI、川崎重工業の労組は月額1万6千円のベアを求めた。いずれも前年から千円の増額要求となる。今後、3月中旬の集中回答日に向けて各社の交渉が本格化する。実質賃金の継続的な向上を実現するため、先陣を切る大手組合の動向に注目が集まっている。