遊星ボールミル装置を用いたメカノケミカル反応による水素生成の模式図※クリックで拡大します◆粉砕装置応用、小型で簡易
◇広島大学教授/齋藤健一さん
水素を製造するためには広い敷地で高温を用いる必要がある。その常識を覆す革新的な手法を広島大学の齋藤健一教授が世界で初めて発見した。粉砕装置「遊星ボールミル」に水と金属粉末、小さな硬質ボールを入れて高速回転させると化学反応を起こし、純度99%の水素を生成できるのだ。室温で製造できて化石燃料も用いず、二酸化炭素(CO2)も発生しない。発見したきっかけは、実験室で起きた偶然の出来事だったという。