オーストラリアで3日に総選挙が行われ、与党・労働党が2022年の前回選挙に続き勝利した。労働党は再生可能エネルギーを軸とした脱炭素化に意欲的だが、天然ガスも脱炭素への移行期に不可欠なエネルギーと位置付けている。今後の政権運営では、国内へのガス供給不足の恐れに対処することが一つの課題だ。オーストラリアには事業者に国内への供給を優先させ、LNG輸出を制限する制度がある。輸入量の約4割と最多の量を依存している日本も、労働党の政策を注視する必要がありそうだ。
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