◆今回の論点
日本のエネルギー安全保障上きわめて重要となるのが台湾有事への対応である。近年、中国人民解放軍は質量両面で急速に能力を向上させており、その威力圏は南シナ海、インドネシア群島水域など日本の重要なシーレーンの多くに達している。ウクライナ戦争を教訓とすれば、戦争の激化と長期化のリスクは常に存在する。原油・石炭に加え、とりわけ重要となるのがLNGの供給源である。昨今の情勢から電力供給源に関して経済的合理性だけでなく、リスクヘッジを念頭においた経営判断が重要になっている。
◆今回の登壇者/海上自衛隊幹部学校 主任研究開発官 1等海佐 後瀉桂太郎氏