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津波浸感弁、父島内燃力に導入/東電設計、安全確保に一役
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電力関連施設に初導入された「浸感弁」と開発者の保延氏
 小笠原諸島の電力供給を支える東京電力パワーグリッド(PG)の父島内燃力発電所(東京都小笠原村)に、津波対策として東電設計が開発した緊急遮断装置「浸感弁」が導入された。電力関連施設に導入されるのは初めてで、発電所のA重油タンク2基にそれぞれ設置。津波襲来などで浸水した場合に水圧を感知して配管への供給を自動遮断するため、タンク内に貯蔵されている重油の流出を防げる。今後は、父島以外の島しょ発電所への導入も予定している。

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