望遠鏡で観察した高校生はガンが「ねぐら入り」する様子に感動していた◆ねぐら入りに感動
東北電力グループの東北緑化環境保全(仙台市、千釜章社長)は、絶滅危惧種であるシジュウカラガンの観察会を昨年12月6日に宮城県大崎市の化女沼(けじょぬま)で開いた。化女沼はラムサール条約に登録されている湿地で、多くの渡り鳥が飛来する。当日は仙台育英学園高校の生徒約60人が望遠鏡で約2千羽のガンを観察した。日中は田んぼで過ごしたシジュウカラガンが、日没直前に群れで沼に戻る「ねぐら入り」と呼ぶ圧巻の光景を目撃し、感嘆の声を上げた。