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電機連合、春闘でベア1.7万円以上要求/神保会長「高水準賃上げ継続を」
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記者会見で統一要求方針を説明する神保会長
◆原資配分の「公平性」課題に
 2025年の春季労使交渉(春闘)は、積極的な人への投資によって実質賃金の継続的な向上を実現できるかが最大の焦点だ。電機メーカーの労働組合で構成する電機連合は23日に都内で中央委員会を開き、ベースアップ(ベア)を「月1万7千円以上」とする統一要求方針を決定した。神保政史会長は同日開催した記者会見で「経済の好循環に向け、昨年を上回る賃金水準の引き上げを目指す」と力を込めた。一方で、賃上げ原資の若年層への重点配分に伴う「賃金カーブのゆがみ」が課題になっているとの認識を示した。
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