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湿度変動電池、産総研が出力68倍に/長期運転も成功、暗所での利用に期待
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出力を大幅に向上した湿度変動電池
 産業技術総合研究所(産総研)は22日、昼夜の湿度変化を利用して場所を問わず発電できる湿度変動電池の性能を高めたと発表した。セラミック固体電解質膜の導入により、出力を従来比で最大68倍まで引き上げ、ワイヤレスセンサーの電子回路の電源として活用。世界で初めて4カ月以上の長期間連続運転に成功した。橋の下や機械の制御盤の中など、太陽電池が使えない暗所向けのIoT機器電源として期待される。
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