脱炭素コスト負担検討を/次期エネ基巡り電事連が意見書
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電気事業連合会は21日、第7次エネルギー基本計画案などに対するパブリックコメントを関係省庁に提出した。脱炭素によるコスト増に国が正面から向き合い、国民の理解醸成、受容性のある負担の在り方を検討するよう要望。加えて電力システム改革検証で論点となった経過措置料金撤廃時の課題などを、エネ基に明記するよう求めた。仮に経過措置料金が存続する場合は、燃料費調整制度の上限撤廃、カーボンプライシングに伴うコストの反映、審査プロセスの在り方などについて「速やかに検討を進める必要がある」とした。