岩手支社による実証試験の様子。ドローンは蓄電池など重量物を短時間で運んだ 東北電力ネットワーク岩手支社(阿部孝昭支社長)は、山岳地帯への物資運搬にドローンを使用する実証試験を行い、その効果を確認した。無線中継所など山間部の現場に資機材を運ぶ業務で、人力に代わる安全で効率的な手法を確立するのが目的。DX(デジタルトランスフォーメーション)を利用し、電力施設や設備のスマート保安を目指す。
実証試験は、東北ドローン(仙台市、桐生俊輔代表取締役)の協力を得て、無線中継所にある蓄電池設備の更新に合わせて11月20日に実施した。