LINEを活用して道路の被災状況を迅速に共有するシステム 国土交通省は、自然災害などで被災した道路の状況をLINEを活用して共有できるシステムを構築した。被災した道路の写真や位置情報をLINEで通報し、その内容をウェブ上で迅速に共有可能となる。関東地方整備局エリアで15日から試行運用を開始した。運用方法を確立でき次第、全国に順次拡大する方針だ。電力や通信といった他のインフラ事業者とも連携強化を図り、道路啓開の円滑化や被災インフラの早期復旧につなげていく。
国交省は道路の異常を通報できる「道路緊急ダイヤル」を設け、24時間体制で情報提供を受け付けている。