データ通信量の増大に伴い、消費電力が急増するデータセンターのエネルギー効率を改善するため、経済産業省・資源エネルギー庁が、新たな省エネ措置を講じる。年間エネルギー消費量1500キロリットル以上(原油換算)のデータセンター事業者が、一定規模以上のデータセンターを新設する場合が対象となる。データセンターの稼働から一定期間を経た後に、満たさなければならないエネルギー消費効率の基準「PUE」の値を設定する方向性を示した。
エネ庁は10日、総合資源エネルギー調査会(経産相の諮問機関)省エネルギー小委員会で、導入する措置の案を説明した。