2025年1月22日水曜日
電気新聞
新聞購読案内 電気新聞デジタル

TOPニュース

[速報]ニューイヤー駅伝、住友電工が初入賞/九電工11位、中国電19位

2025/01/01 Web面 

ゴール前で接戦を繰り広げる住友電工の永山選手(右)とSUBARUの並木寧音選手
 第69回全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝、日本実業団陸上競技連合主催)が1日、群馬県内で行われた。住友電気工業が過去最高順位となる6位でゴールし初入賞を果たした。昨年の22位から大きく躍進した。昨年5位の三菱重工業は今年も安定した走りで7位に入り、5年連続の入賞となった。九電工は昨年の20位から11位に順位を上げた。昨年10位の中国電力は19位だった。
 ニューイヤー駅伝には全国の予選を勝ち抜いた37チームが出場。7区間100キロメートルにわたる上州路を駆け抜けた。大会は4時間47分32秒でゴールした旭化成が5年ぶりの優勝を果たした。
 住友電工は1区で8位と順調な走り出しを見せた。2区で追い抜かれるも3区で田村和希選手が猛追し、4位に浮上した。外国人選手が出場する4区には、砂岡拓磨選手が出場。入賞圏内を維持し、5区、6区とつないだ。6位でたすきを受け取った7区の永山博基選手は、追い上げてきたSUBARUとゴール前で接戦を繰り広げたが僅差で敗れ6位となった。
 三菱重工は1区で11位につけた。2区で15位に順位を落としたが、3区の井上大仁選手の追い上げにより、9位でたすきをつないだ。さらに5区の定方俊樹選手の快走で6位に順位を上げ、6区、7区と入賞圏内を維持した。
 中国電力は、1区で26位と出遅れるも2区の菊地駿弥選手が追い上げ、10位まで順位を上げた。3区で順位を落とすが、5区の池田勘汰選手が快走し、12位でたすきを渡した。6区の岡本直己選手はニューイヤー駅伝に18年連続で出場し、今年が最後となる。懸命な走りを見せたが一歩及ばなかった。
 初めて今大会の監督を務めた中国電力の佐藤敦之監督は「選手は精いっぱい気迫のこもった走りをした。結果は悔しいが、気を引き締め来年の入賞を目指す」と語った。
 安川電機は2区で古賀淳紫選手が昨年に続き20人以上抜きを達成するも9位で入賞を逃した。大阪ガスは21位、トーエネックは28位、中電工は34位、戸上電機製作所は35位だった。



>>電子版を1カ月無料でお試し!! 試読キャンペーンはこちらから