東レは17日、オールカーボン製の二酸化炭素(CO2)分離膜を生産するパイロット設備を、滋賀事業場(大津市)に建設すると発表した。2025年度中に稼働させる。量産技術を確立するとともに、バイオガスや天然ガス生産を手掛ける企業とも連携し、設備のスケールアップや実証試験を進める。26年度の商品化を目指す。30年代前半には100億円規模の売上げを目標に掲げる。
CO2分離膜は天然ガスやバイオガスの精製、排ガスの処理などで使用する。
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