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電力網への統合課題に/エネ庁、40年の発電コスト試算提示

2024/12/17 1面 

2040年の主な電源の発電コスト試算(円/kW時、エネ庁資料を基に電気新聞作成)
2040年の主な電源の発電コスト試算(円/kW時、エネ庁資料を基に電気新聞作成)
 経済産業省・資源エネルギー庁は16日、2040年時点の電源別発電コストを示した。太陽光発電や風力発電といった出力が自然条件で変動する再生可能エネルギーの導入量を電力システム全体で増やすほど、各電源の発電コストが上昇する傾向となった。火力の効率が下がるほか、揚水や蓄電池による充放電損失や再エネ出力抑制が増えるためだ。
 総合資源エネルギー調査会(経産相の諮問機関)発電コスト検証ワーキンググループ(WG)で提示した。変動型再エネの設備容量を全体の4割、5割、6割と3パターンに設定し、40年に電源を新設した際の1キロワット時当たりの発電コストを試算。さらに、電源新設に伴って電力システム全体にかかる追加コスト(統合コスト)を考慮した試算も示した。



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