竹中工務店は9日、鉛を使わない放射線遮蔽ボードの「耐火間仕切り壁」について、国土交通大臣認定を取得し、鹿児島大学病院・新外来診療棟の透視検査室に適用したと発表した。従来のボードと比べて製造時の二酸化炭素(CO2)排出量が大幅に抑えられる。原子力施設への適用も可能だ。
鉛フリー放射線遮蔽ボードの名称は「RadBoard―X(ラドボードエックス)」。吉野石膏と2018年に共同開発し、製品化以来11件のプロジェクトに適用されている。
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