サーモンの養殖事業を本格的に始動した(奥が新設の水槽) 東邦ガスは、トラウトサーモンの養殖事業を本格的に開始した。都市ガス事業者がサーモンの陸上養殖に進出するのは初めて。同社は知多緑浜工場(愛知県知多市)で、LNGの未利用冷熱を活用しトラウトサーモンを陸上養殖する実証試験を行っていた。これまでの実証結果を踏まえ、持続的な事業運営が可能と判断。生産規模拡大に向けて設備の増設を行った。11月から養殖を始め、来年5~6月に40~60トンの出荷を目指す。 5日、現地で設備を報道陣に公開した。既設の水槽(100トン×2つ)に加え、160トンの水槽5つを新たに設置し、新設の水槽で合計約3万匹のトラウトサーモンを飼育する。既設水槽は選別水槽としての活用を検討する。 >>電子版を1カ月無料でお試し!! 試読キャンペーンはこちらから >>この記事の続きは『電気新聞』本紙または『電気新聞デジタル』でお読みください