◆来春にも最終投資決定
英政府は、サイズウェルC原子力発電所(EPR、167万キロワット2基)の新設について来春に最終投資決定(FID)を行う見通しだ。同発電所建設・運用時の費用回収に適用する規制資産ベース(RAB)モデルでは、主な収入減として投資リターンを算出するための収益率(WACC=加重平均資本コスト)や、超過コスト(コストオーバーラン)を追加計上する際に制限を設けるしきい値の設定が焦点になる。収入規制を設ける一方で確実な費用回収が可能なモデルだが、費用を分担する需要家が受容できる費用算定の在り方に焦点が集まる。
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