北陸電力は2日、敦賀火力発電所2号機(石炭、70万キロワット)で、木質バイオマスの混焼比率を15%(熱量ベース)に高めた発電を11月30日に開始したと発表した。敦賀2では、2007年から木質バイオマスの混焼発電を実施していたが、これまで最大1%程度(熱量ベース)だった混焼比率を拡大するため、発電設備の改造や燃料貯蔵設備の建設などを進めていた。今回の混焼比率上昇で、敦賀2におけるバイオマス発電電力量は年間7億5千万キロワット時となり、年間約50万トンの二酸化炭素(CO2)排出削減効果を見込む。
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