中国電力は再生可能エネルギーの導入が拡大しても電力系統を安定運用するため、発電機の回転力によって生じる「慣性力」を強化するための検証に乗り出す。既存発電所の発電機をタービンから切り離し、新たに重りと起動用モーターを接続。送電系統から送られる電気で発電機を回し、慣性力として用いる「同期調相機」に改造する手法を想定している。この設備を国内に導入した場合の技術面と運用面の課題や対策を抽出し、費用対効果と系統安定性を2025年度までかけて検証する。
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