「鹿島工房」では現場で必要な治具などを発電所員が自前で作っている JERAは業務の生産性向上を図る「Kaizen」の活動で、着実に成果を上げている。火力発電所の現場で直営技術力に磨きを掛けながら、タービン点検の作業工程を効率化。発電所構内に自前のメンテナンス拠点を設け、作業に応じた専用の治具や工具を所員自ら作って現場に展開する事例も見られる。鹿島火力発電所(茨城県神栖市)では、大重量の蒸気タービンを1人で吊り込む手法を確立した。他の発電所への展開も進めている。 同社は「鹿島工房」と呼ばれるメンテナンス拠点を鹿島火力構内に設置。工作機械を配備し、治具の製作や材料の加工などを所員自らが行っている。 >>電子版を1カ月無料でお試し!! 試読キャンペーンはこちらから >>この記事の続きは『電気新聞』本紙または『電気新聞デジタル』でお読みください