JERAは22日、火災事故があった石炭火力の武豊火力発電所5号機(愛知県武豊町、107万キロワット)を来年1月頃に復帰させると発表した。火災の原因となったバイオマス混焼は暫定的に取りやめ、夏冬の高需要期に限って石炭のみで運転する。二酸化炭素(CO2)排出原単位の悪化が見込まれることから、低需要期に他の石炭火力稼働を計画的に抑制し、ガス火力にシフトする。
バイオマス混焼の再開は2026年度末頃を予定する。再開から当面の間、バイオマス混焼率を当初計画値の17%から8%に下げて運転する方針。
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