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電気工事・保安

災害時、ドローンで救援物資運搬/中電工業、広島・安芸太田町と協定

2024/11/25 11面 

水のペットボトルを300メートル先へ運搬するドローンと、その様子を興味深そうに見守る関係者
 中国電力グループで鉄塔塗装業の中電工業(広島市、石井浩一社長)は22日、広島県安芸太田町との間で災害時の協力協定を締結した。同日、同町役場で橋本博明町長と石井社長が出席して調印式を開いた。今後は同町で災害が発生した際、町の要請を受けたら中電工業の社員がドローンを操縦して救援物資を運搬する。同社が自治体と災害時の協力協定を結ぶのは初めて。
 中電工業は2023年度から、ドローンを用いて塗料の一斗缶を鉄塔の塗装現場まで運搬する工法を本格的に取り入れている。これまでに3500回以上の運搬実績を誇る。飛行時間は累計350時間を超え、一度も事故を起こしていない。



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