三菱重工業とNTTコミュニケーションズ、NECネッツエスアイは20日、既存設備の大幅な改造を伴わずに空冷式データセンターの冷却能力を高める実証を12月に開始すると発表した。サーバープロセッサー上のコールドプレートに絶縁性冷媒を二相式(液体/気体)で循環させ、水を使わず冷却する。サーバー消費電力の低減効果、既存設備の有効活用による設備投資の圧縮効果などを検証する。
三菱重工はこの冷却技術を「二相式ダイレクトチップ冷却」として提供している。同技術は水を使用しないため、万が一サーバー内冷媒漏えいが起きても故障の心配がないという利点がある。
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