◆パリ協定、米離脱で前提に狂い
「ドリル・ベイビー・ドリル(掘って掘って、掘りまくれ)」。5日投開票の米大統領選で勝利したトランプ氏が、米国内での石油、天然ガスの生産拡大を訴え、遊説先で繰り返してきたキャッチフレーズだ。
◇LNG輸出再開へ
化石燃料の増産でエネルギー価格を引き下げ、物価下落を図りたいトランプ氏。バイデン政権が1月、自由貿易協定(FTA)を締結していない国に対し、一時停止を発表したLNG輸出の新規認可は、トランプ政権の発足に伴い再開されると見込まれる。
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今月5日に投開票された米大統領選で、共和党のトランプ前大統領が返り咲いた。環境・エネルギー政策の大きな転換が予想される。環境、原子力、資源・燃料という3つの側面から政策の方向性や影響について、専門家の見方を交えて展望する。
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