伝統の舞、観客を魅了／エネルギア財団、設立３０周年記念で３団体が共演

2024/11/19 5面

佐陀神能保存会が披露した「八重垣」

　エネルギア文化・スポーツ財団（理事長＝苅田知英・中国電力特別顧問）は９日、設立３０周年を記念した「伝統文化共演会」を広島市内で開いた。これまでに「エネルギア伝統文化賞」を受賞した３団体が広島、鳥取、島根でそれぞれ伝承してきた舞を披露し、集まった約５５０人の観客を魅了した。
　舞を演じたのは広島市の阿刀（あと）神楽団、鳥取市の大湯棚（おおゆだな）獅子保存会、松江市の佐陀神能（さだしんのう）保存会。中国地域の伝統文化の分野で活躍する個人・団体を顕彰する「エネルギア伝統文化賞」を、それぞれ２０００、２０、２３年度に受賞している。

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