取り出し装置先端部の爪型器具でつかんだデブリを専用容器に収納した(6日、東電HD提供) 東京電力ホールディングス(HD)は、福島第一原子力発電所2号機の燃料デブリ(溶融燃料)試験的取り出しを7日に完了した。5ミリメートル程度のデブリを原子炉格納容器底部から採取し、格納容器外に出して専用容器に収納した。取り出しは当初9月上旬に終える見込みだったが、カメラの不具合発生もあり2カ月ほど遅れる結果となった。高線量下での作業の難しさがあらためて浮き彫りになっている。 >>電子版を1カ月無料でお試し!! 試読キャンペーンはこちらから >>この記事の続きは『電気新聞』本紙または『電気新聞デジタル』でお読みください