東京電力ホールディングス(HD)は7日、福島第一原子力発電所2号機の燃料デブリ(溶融燃料)試験的取り出しを完了した。採取した小石状のデブリは発電所構外に運び出し茨城県内の分析施設で性状を調べる。デブリ取り出しは福島第一廃炉で最難関の作業と位置付けられており、取り出し成功は福島第一事故後初めてとなる。
試験的取り出しは9月10日に着手した後、取り出し装置のカメラの不具合で1カ月あまり中断。10月28日の作業再開から11日間で完了にこぎ着けた。
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