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東北発電工業、木質バイオマス燃焼灰を肥料に/東北大と研究推進

2024/11/07 3面 

研究では燃焼灰が植物の生育に与える効果なども確認している(上段が木質バイオマス灰あり、下段が木質バイオマス灰なしのコマツナ)
◆有害物質抑え、カリウム抽出

 東北電力グループの東北発電工業(仙台市、山本俊二社長)は、木質バイオマス発電所から排出される燃焼灰を農業用肥料として有効利用するための研究を進めている。燃焼灰に含まれるカリウム成分を抽出し、特定有害物質の六価クロムなどは抑制する技術開発を進める。農林水産・食品分野の研究資金の配分を行う生物系特定産業技術研究支援センター(BRAIN)の2024年度公募事業に採択された。研究を通じて木質バイオマス灰の資源循環利用を図る。



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