旧一般電気事業者10社の2024年度中間連結決算は、沖縄を除く9社が経常減益だった。沖縄を除く9社が過去最高の経常利益を記録した前年同期から一転、燃料費調整の期ずれ差益縮小が影響した。期ずれ影響を除いた実力値は、引き続き原子力利用率や送配電事業、電力販売戦略が左右する。決算発表に合わせ、中部、北陸、中国、四国、九州の5社が通期の経常利益見通しを上方修正した。販売電力量の上振れなどが主な要因。
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