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総合・原子力

東北電力と東北NW、合同で需給逼迫訓練/地震や厳寒、複合的に想定

2024/10/23 2面 

需給逼迫を想定した訓練で指揮を執る樋口社長(左)と坂本社長
 東北電力と東北電力ネットワークは21日、冬季の需要期を控え、東日本エリアの電力需給逼迫を想定した合同訓練を実施した。大規模地震、記録的な厳寒、予期せぬ発電所トラブルなど複合的な要因が重なり、広域ブロックでの計画停電実施の可能性まで踏まえた状況を想定。需給対策や節電要請の対応など両社で緊急時の体制、社内外との連携などを検証した。
 訓練は地震による複数の火力発電所の停止、気温の低下などにより、広域予備率がマイナス0.7%にまで低下したと想定。仙台市の本店に、東北電力の樋口康二郎社長を本部長、東北NWの坂本光弘社長を副本部長とする両社合同の電力需給非常対策本部を設置した。



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