中部電力は27日、もみ殻などを炭化した「バイオ炭」を混ぜた土壌でパンジーを栽培する試験を中電ウイング(名古屋市、平松岳人社長)本社で始めた。ポット苗の培土にバイオ炭を混和し、パンジーの生育に与える影響を分析。今後は、生育不良が発生している花壇土壌にバイオ炭を混和することによる土壌改良効果についても評価する。
中電ウイングは年4回、中部電力本店(名古屋市)など6カ所の花壇で植え替えを行っている。中電ウイングアグリ事業部の川上かおり係長によると、「同じ花壇で植え付けを繰り返すため、土の状態や水はけが悪くなったりしている」という。そこで今回、透水性が低く、根の生育抑制の可能性があるピートモス培土にバイオ炭を混和し、生育促進効果を評価することとした。
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