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[考察・北海道ブラックアウト]第3部/苫東厚真、そのとき現場は(2)

2019/02/13  1面 

出火直後の4号機タービン
出火直後の4号機タービン
◆4号機出火、早期再開に暗雲/総勢600人 危機救った力
 地震後も北海道内の電力需給をギリギリまで支えていた北海道電力苫東厚真発電所1号機が止まり、道内全域が停電の闇に包まれた。厚真町で日が昇るのは午前5時頃。それまでに所員の安否確認は終わっていた。全員の無事が確認され、発電所幹部は「これで設備復旧に専念することができる」と気合を入れ直した。
 ◇タービン異音
 日の出を迎え、発電所内に薄明かりが差してくる。安全が確保されたと判断して、所内のパトロールを始めた。
 すると1、2号機では明らかに、ボイラーから蒸気が漏れている。1、2号機のタービンでは、普段は高速回転するローターがゆっくりと回転していた。ローターを低速回転させることでローターの軸にたわみが生じるのを防ぐ「ターニング」だ。
 「キ~ッ、キ~ッ」。しばらくすると、ターニング中の1号機タービンから異音が響き始めた。ローターに付いている羽根が、ローターを覆う「ケーシング」にこすれているように聞こえた。



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