バイオマス発電とCCS(二酸化炭素回収・貯留)を組み合わせ、実質的に大気中の二酸化炭素(CO2)も削減する「BECCS」で国内初となる大規模商用実装に向けたプロジェクトが始まった。CCS設備を設置する場所は、中国電力のグループ会社が運営する防府バイオマス発電所(山口県防府市、11万2千キロワット)。排ガスからCO2を分離・回収し、液化を経てから貯蔵した上で貯留地に向かう船舶へ出荷する設備の設計と検討に、中国電力と住友重機械工業、東芝エネルギーシステムズ、日揮グローバルの4社が着手した。
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