AI(人工知能)システム開発のグリッド(東京都港区、曽我部完社長)は10日、電気通信大学と組み、量子コンピューターに用いられる量子技術でVPP(仮想発電所)の需給調整を最適化する研究に乗り出すと発表した。需給調整は電力需要や電力価格、VPP発電量などの予測シナリオを基に行うが、予測の不確実性が高いためシナリオの数は膨大になる。現行技術では「安定供給」「販売利益の最大化」などの目的に沿った最適化計算が難しかったが、量子技術で迅速に答えを出すことを目指す。
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