住友商事は9日、既存のディーゼルバスを改造した電気自動車(EV)バス1台を、バス事業者の国際興業(東京都中央区、黒滝寛社長)に納入したと発表した。ディーゼルエンジンをモーターやリチウムイオンバッテリーに置き換えたことで、運行時の二酸化炭素(CO2)排出量を48%削減。車両製造時のCO2排出量は、新車EVバスを製造した場合と比べ、70%削減できると試算している。
納入したバスは同日から運行を開始した。モーターの最大出力は320キロワットで、リチウムイオンバッテリーの容量は280キロワット時。1回の充電で走行可能な航続距離は平均150キロメートルに上る。
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