女川２号、燃料装荷進む／東北電力「安全最優先で」

2024/09/09 1面

使用済み燃料プール内の燃料集合体を燃料交換機で１体ずつ原子炉圧力容器に移している（代表撮影）

　東北電力の女川原子力発電所２号機（ＢＷＲ、８２万５千キロワット）で、１３年７カ月ぶりの燃料装荷が順調に進んでいる。原子炉建屋内の使用済み燃料プールに保管している燃料集合体を、燃料交換機を用いて１体ずつ原子炉圧力容器に移す。６日午前８時半時点では全５６０体の約３割に当たる１４５体の装荷が完了。再稼働に向けた作業が本格化している。
　同日、燃料装荷の様子を報道陣に公開した。３日午後３時に開始した燃料装荷は完了までに約１週間かかる予定。燃料集合体１体当たりの全長は約４．５メートルで重量は約３００キログラム、１体の移動にかかる時間は１０分程度となる。

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