デブリ採取、東電で工程全般を確認／経産相に説明、早期着手へ

2024/09/05 1面

齋藤経産相（右）と会談する小早川社長（４日、東京・霞が関）

　東京電力福島第一原子力発電所２号機の燃料デブリ（溶融燃料）試験的取り出し準備作業での作業ミス発覚を巡り、東京電力ホールディングス（ＨＤ）の小早川智明社長は４日に経済産業省を訪れ、齋藤健経産相に要因と対策を報告した。小早川社長は「単純作業の部分で（同社による）管理が十分でなかったことが直接的な要因」と説明。今後は準備作業を含めた工程全般について同社の確認プロセスを精査した上で、作業を確認していく考えを示した。
　東電ＨＤはきょう５日の会見で要因と対策の詳細を説明する。その後、作業ミスで先送りされている試験的取り出し作業に早期に着手する予定。

>>電子版を1カ月無料でお試し!!　試読キャンペーンはこちらから

>>この記事の続きは『電気新聞』本紙または『電気新聞デジタル』でお読みください

TOPニュース

デブリ採取、東電で工程全般を確認／経産相に説明、早期着手へ

アクセスランキング（24時間）